Radetzky-Marsch op.228 by Johann Strauss I.
ピアノソロ譜 全２ページ
初中級（バイエル中盤～後半程度）

子どもの小さな手でも掴めるように、オクターブの和音は避けています。
左手はヘ音譜表のドからラの間の音のみで構成されているため、移動が少ないです。

■演奏ポイント■
元気で楽しい行進曲です。
強弱やスタッカートに気を付けてメリハリのある演奏を心がけて下さい。
イントロの同音連打は同じ指（3,3,3,）ではなく、変えて（3,2,1,）弾くなら、綺麗な音の粒になります。

「ミッキーマウス・クラブ」テーマソング
ピアノソロ譜 全2ページ
初級（バイエル前半～バイエル中盤程度）

ピアノを始めたばかりの生徒さんが弾けるように、右手は中央のドからラ。左手は低音のドからソの範囲内で演奏できるようになっています。
シャープやフラットが付く音は出てきません。
初心者用のため、リズムを平易なものに変えています。
けれども、いつも耳にしているリズムで演奏したいようでしたら、８分音符はすべて、スイングのリズムに変えて弾くことも出来ます。

■演奏ポイント■
出だしの「ファ」のスタッカートを力強く弾くと、元気で楽しい印象になります。
けれどもそのあとに続く「ドレミ」は切らないで、スラーを付けて弾けると良いですね。
右手のメロディーに出てくる「ラ」の音は、運指に注意してください。
１ページ目の終わりから２ページ目にかけては、左手がメロディーとなりますので、左右の強弱のバランスを気を付けて弾いてください。

「3つの夜想曲 s.541」より 変イ長調
ピアノソロ譜 全4ページ
中級（バイエル後半～ブルクミュラー中盤程度）

子どもの小さな手でも掴めるように、オクターブの和音を同時に弾くことは出来るだけ避けています。

■演奏ポイント■
2ページ目の右手で、持続音の1の指を押さえ続けるのが難しい場合は、ペダルをご活用ください。
1ページ目から2ページ中盤までの左手の伴奏は、メロディーより前に出ないように抑えた弾き方をしましょう。バタバタと主張してしまわないよう気を付けてくださいね。
2ページ中盤から3ページ目にかけては、メロディーが左手と右手で行ったり来たりしています。まず、メロディーの音はどこなのか印を付けてから、そこが浮き上がるように演奏すると良いでしょう。
3ページ目や4ページ目にある、上行で駆け上がる部分は、一連の鎖のようにつなげて弾くとステキです。
最後の部分は焦らないで、弱くてもきれいな音で演奏するよう心がけてください。

ジブリ映画「ハウルの動く城」より
ピアノソロ譜 全4ページ
中級（バイエル後半～ブルクミュラー中盤程度）

子どもの小さな手でも掴めるように、オクターブの和音は避けています。

■演奏ポイント■
全体的に左手の和音が、少し難しく感じるかもしれません。
しかしよく見ると、1ページ目と2ページ目の左手はリズムが違うものの、和音自体は同じです。
それで1ページ目をよく練習されてから次のページに進むと、意外と楽に弾くことが出来ると思います。
4ページ目の半音階で下降しているところは、まず右手を十分に練習してから両手で合わせると弾きやすいでしょう。
速度変化の多い曲ですから、そこを特に気をつけて心の中で歌いながら弾くと、ステキな雰囲気に仕上がりますよ。